IPG10周年記念特別講演及び懇親会が盛大にとり行われました
2011/07/22 19:31
7月13日IPG10周年記念特別講演及び懇親会が盛大にとり行われました。その手記と写真をご披露させてもらいました。
手記
『2011.7.13 IPG10周年記念特別講演及び懇親会を振り返って』
実行委員長 渡辺敏紀
7月13日16:00 いよいよIPG創設10周年の特別講演が開演した。参加者は116名、参加予定者のうち欠席者は15名。だいたい想定内で、逆にちょうどいい参加者に収まった様だ。司会は名司会と評判高い中野社長であり、進行にぶれがない軽妙な話術から始まった。中野会長の挨拶は人の良さが自然に滲み出てくるいつもの親しみ観を覚え、参加者の緊張をほぐしてくれた。
さーて 武田先生の登場となったが、最近はテレビやご講演でご多忙極まりない中、本日も東京からたった今し方到着したばかり。そんな中、中野会長の技術者としての姿勢、またIPGの会長としての活動に敬意を示された後、本題の「地震・原発・・大人の役割」のご講演のスタートとなった。あっと言う間の90分のご講演が終了したが、参加者には、テレビやブログですでに話されていることに加え、テレビでは言えない話題となると興味津々に移ったようだ。
ここまでの原発事故に関して政治・社会・経済など総合的な先生の見解を要約すると次のようになる。「『お金』や『利権』が動き、『隠蔽』『ウソ』『情報の遅延』が当然のように走り出し、将来の子供たちを守るはずの『大人な役割』の欠落した大人が生まれてしまった」と。
また、原発は地震で崩壊したのに、想定外の大津波のせいにする事で賠償金から逃れる巧妙さは、裏話を聞かないとわからなかったことだ。
福井の原発がやられたら、・・・これは中部圏に住んでいる我々には、ぞっとする話だったけれど、そのようなことが起こらないようただただ願うばかりでなく、官民一体となって、いろんな方面から危機管理体制をしっかりと構築しない限り、世界に誇った安全・安心の大国日本は昔の話になってしまうだろう。
参加者にとってはかなり恐ろしい話であったはずなのに、武田先生はどういうわけか、終始ニコニコとお話をされていたので、半分複雑な気持ちでもあったが、心が広いというか、性根が座っていると言うか、すごい先生である事には間違いない。また続きのご講演を聴きたいと思ったのは私だけではなかろう。機会があればぜひどこかの講演会に参加したい気持ちである。
懇親会は、東海ラジオ『カニタク言ったもん勝ち』のタクマ様によるイリュージョンはやはり、見せてくれました。ラジオのパーソナリティーが故のアドリブが視聴者を飽きさせずに楽しませてくれました。美人の奥様に目が向いてしまうのも仕方がないこととお許し頂こう。
中締めの竹内新会長によるご挨拶は「中野会長のIPG創立時の理念を継承し、廃棄物専門家集団として、若い世代と共により活発に活動していく」との力強い締めくくりとなった。
お金を掛ければいわゆる芸能人は呼べるでしょうが、十分に吟味して、限られた予算の中で、どうしたら参加者に喜んでもらえるかを議論することが、ますます必要なことであり、実行委員の責務であろう。実行委員長として十分な準備や議論が出来ず、反省する点は多々ありますが、今後の課題としてまいります。
今後ともIPGへの皆様のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
満席の会場
大学の授業風に講演
武田先生とIPG理事、社員、来賓との記念写真
懇親会場での理事紹介
懇親会 来賓の方々
会長と理事
和やかなテーブル
タクマ様のイリュージョン